となりの歯医者さん

全国の歯医者さんを多数掲載!エリアや駅から探して口コミをチェック!

  • 掲載歯医者数68,873

  • 口コミ数19,027

歯科におけるホメオパシー治療とはどのようなもの?本当に治るの?

近年、様々な医療分野で注目されている「ホメオパシー治療」をご存知ですか?この言葉自体初めて聞いたという方も多いでしょう。ホメオパシー治療の概要から、歯科治療分野での使われ方について、わかりやすく解説していきます。

ホメオパシー治療とは

ホメオパシー(homeopathy)とは、『自身の持つ自然治癒力に働きかけることで、病気や現在発症している症状を治療していく』というものです。従来の医学的な治療では、手術・投薬・切開など様々な人工的なことが行われます。ホメオパシー治療では、そのようなことは行わず、人間が本来能力として持っている“治癒力”を効果的に引きだしていくことで症状を改善に導いていくという考えの元で行われる治療です。
日本ホメオパシー医学界によると、自然治癒力によって回復が見込まれる病気や症状であれば、病気の種類や症状・患者さんの年齢や性別などは問わず誰にでも効果を期待できるとされています。そのため、全国には内科・外科・小児科・精神科・皮膚科などホメオパシー治療を導入した様々な診療科目の病院が存在しています。
一般的な医療行為を行う病院でホメオパシー治療を兼用して行っているという所は少なく、診療科目の垣根を超えて幅広い悩みに対応した『ホメオパシー治療専門医院』なるものが日本にも複数存在しています。
ホメオパシー治療の成り立ちは、1700年代にまで遡ります。ザムエル・ハーネマンというドイツ人の医師が提唱し、現代まで科学的な根拠を明確に立証することはできていないものの、多くの医療関係者がその効果を認めているのです。現在世界では、公的保険の対象にこのホメオパシー治療が用いられ、れっきとした“医学”としての扱いとなっている地域もあるのです。
2000年に設立された日本ホメオパシー医学界では、ホメオパシーによる治療等の相談を受けて指導する立場にあるものを『メオパス』と呼び、芸能界でも自身をホメオパスだと公言している人がいることから、国内でもホメオパシー治療に肯定的な意見を持っている人は一定数いるものと考えらえます。
ホメオパシー治療の考え方の基本は以下の2つです。この2点をベースとして、すべてのホメオパシー治療が進められているのです。
・その病気を起こすものを使って、その病気を治す(同質療法・同種療法)
私たち人間が本来持っている自己治癒力には様々な効果があり、炎症を抑える・患部を修復するなど、その時その時に必要な働きをして身体を治していきます。
そこでホメオパシー治療には、現在起こっている症状と同じような症状を引き起こすレメディを投与することで、効果的に自己治癒システムを刺激するという考え方があります。これは同質療法や同種療法と呼ばれています。
現在起きているトラブルと似たような性質を持つ成分を投与することで、自己治癒力を刺激してトラブルを改善していくという考えです。
・レメディの投与は最小限に
ホメオパシー治療では、『レメディ』という薬に似たものが使われます。レメディとは主に植物や鉱物など自然由来のものから作られた液体であり、その数は3,000種類あり、その人の症状や精神状態にあったものを選んでいきます。レメディをその人の必要とする濃度まで希釈したものを、浸透させた砂糖を服用します。レメディを服用することでその人の精神状態など心理面のバランスを整えて、その人自身が持つ自然治癒力や免疫力を最大限に引き出すことが目的となります。
一見すると、思いこみによるプラシーボ効果に似ているように見えますが、この点についてはホメオパシー治療肯定派の中でも意見が分かれていると言われています。
プラシーボ効果つまりは偽薬効果によって精神的に「治る」という意思が強く働くことで自然治癒力が増すという意見と、数千種類あるレメディの持つ物質のオーラや波動・物質のもつ記憶が身体に作用することで自己治癒力を高めるという意見です。
いずれにしても、自己治癒力を効果的に働かせて改善へと導いていくためにレメディは欠かせないものとなっています。しかし、その投与に関しては慎重であるべきとの考えが基本原則に組み込まれています。段階的に投与内容を変えていき、常に最小限で効果的であるベストな方法でもってレメディの精製を行うというものです。

歯科治療での使われ方

ホメオパシー治療を取り入れた歯科治療を行っている医師は国内外問わず多数存在します。国内で活動をしているこれらの医師の多くは、歯科医師免許以外に『ホメオパシー認定医・専門医』の資格を持っているのです。日本ホメオパシー医学界の研修を一定年数受けた後、認定試験に合格した医師のみが、認定医・専門医を名乗ることができます。
ホメオパシー治療をメインで歯科治療を行っている先生は、『虫歯(軽度)・虫歯(重度)・歯周炎・知覚過敏・口内炎・顎関節症・口臭・ドライマウス』といった一般的な歯科医院でよく行われる内容のすべてにおいてホメオパシーでの治療が可能であると考えている方が多いようです。ホメオパシー治療が、それぞれの歯科トラブルにどのように作用するのかを見ていきましょう。(あくまでもホメオパシー治療推進派の医師の一意見ですので、同じくホメオパシー治療推進派の歯科医師であっても異なる考え方をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。一例として参考にしてください。)
・虫歯
歯の再石灰化力を高めて、虫歯を改善していきます。歯に必要なミネラルやカルシウムといった成分を効率よく吸収できるように作用するレメディや歯の強化に必要とされるカルシウムの入ったレメディを摂取しながら、出来てしまった虫歯を削ることはせずに歯が再生しやすいように補助をしていきます。
・歯周炎 口内炎
歯周炎や口内炎は、歯茎や頬の内側などが炎症を起こしている状態です。傷ができてしまっているのと同じ状況のため、傷の治りを促進させる効果が期待できるレメディが多く使われます。
ストレスから口内炎や歯周炎を発症するケースもあると考えられており、個人個人の原因をカウンセリングによって分析しながら、原因に対応したレメディの投与を行い、症状を回復させていきます。
歯科医院でのホメオパシー治療の特徴は、ホメオパシー治療だけでなく従来の歯科治療と一緒に行われることもあるという点でしょう。
上述したように虫歯などを一切削らずにホメオパシー治療のみを進めていくという考えの医師もいれば、レメディによるホメオパシー治療は治療後の痛み軽減や炎症の緩和に対してのみ使用し、通常通り削る・詰める等の処置を行う医師もいます。

従来の治療とどちらが効果的なの?

日本ホメオパシー医学界によると、ホメオパシーは病気の予防やワクチンの代わりとしての効果はないとされています。一方で、現段階で発症しているトラブルに関しては、急性のものから慢性化しているものまで、効果があると明言しています。
上述したように、ホメオパシー治療においては患者さんの精神状態も大きなポイントとして考えています。そのため、半信半疑で治療を受けるのではなく、患者さん自身も医師を信用して全力でホメオパシー治療に望む必要があるでしょう。
医学的根拠が立証されていない点や、日本国内で保険適用の公的治療法として認められていない点など悩ましい部分はありますが、オーガニックなど自然なものにこだわる方であれば人工的な麻酔や歯を削る治療法よりも、ホメオパシー治療を受けてみたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

注意点

歯科に限らずの話ですが、ホメオパシー治療を肯定する医師も多いですが否定的な考えを持つ医師もいます。治療で使われるレメディは、東洋医学でいうところの漢方薬のようなものだと例える医師もいますが、希釈段階でのエネルギーの動きやごくごく少量のレメディを使用する点、また日本もそうですが、世界でも公的医療費の対象とならない国がある点などから、その効果や病気の改善に対して疑問の声も上がっています。
国内で否定的な意見が多く見られるようになったのは、2009年に助産師が新生児に投与しなければならないビタミン剤の代わりに、レメディを投与した結果、乳児はビタミン不足に陥って死亡したという事件が大きく関係してきます。
この助産師は、国で指定されているビタミンKシロップではなく、ホメオパシー治療で使われるレメディを乳児に接種させていました。助産師はホメオパシー治療に肯定的な考えを持っており、この考えによるとビタミンKシロップのような科学的なものを乳児にあたえるべきではないと判断したと証言しています。結果として、当時使用されたレメディはビタミンKシロップのような働きをすることがなかったため、乳児は死に至ったとされているのです。
このように、独断と偏見でホメオパシー治療を行うことは危険だと、ホメオパシー医学会も公言しています。きちんと医学知識をもった医師または歯科医師が、従来の治療法と比較しながらホメオパシー治療を行うことが望ましいと判断した場合に、医師の指導の元で行うべきなのです。

まとめ

ホメオパシー治療は日本ではあまり認知度が高くない治療法ですが、世界ではこのホメオパシー治療が主流となっている国もあるほど、有名な治療法です。インターネット上では、ホメオパシー治療によって虫歯や歯周病などが改善されたという意見を発信している人もいらっしゃいます。
日本国内では保険適用とはなっていませんが、ホメオパシー治療による歯科治療に興味のある方は、是非専門医院にて話を聞いてみてはいかがでしょうか。

最近チェックした歯医者

口コミランキング

おすすめ記事

人気記事ランキング


都道府県別の歯医者