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泡の歯磨き粉ってどんなもの?効果や使い心地はどうなの?

現在国内で販売されている歯磨き粉は、ペースト状やジェル状のものが主流です。まだあまり市場で広まってはいませんが、泡状の歯磨き粉が国内外で販売され始めています。その効果や使い心地などを、歯科医療従業者の観点から解説していきます。

歯磨き粉の役割とは

歯磨きをする理由としては、歯に付着した歯垢や食事の際に付着した食べ物のカスなどを除去して口腔内を綺麗にする為に行われます。大きな汚れは、水や洗口液で口をよくゆすぐことで除去することができますが、歯にしっかりと付着してしまったものについては、歯ブラシでこすり落とすという機械的な力を加えなければ取り除くことはできません。
その際に使われるのが「歯磨き粉」です。歯磨き粉には、主に3つの役割があると考えられ作られています。
・効率よく汚れを取る効果
研磨剤や微細スクラブなどを含んだ歯磨き粉を使うと、歯ブラシの毛先と歯の摩擦だけの場合よりも、効率よく汚れを歯から剥がし落とす効果が期待できます。
・歯磨き後の清涼感
ミントやハーブなどのフレーバーテイストの香料やメンソールが含まれていることから、歯磨き後の清涼感を得ることができます。同時に口臭予防の効果も期待できるでしょう。
・有効成分の働き
歯を強くする成分として知られているフッ素や、歯肉炎予防のβ-グリチルレチン酸・口臭予防の塩酸クロルへキシジンなど、様々な有効成分を含んだ歯磨き粉が販売されています。自分の希望する効果に合わせて歯磨き粉を選んでいきましょう。
小さな子供がいる家庭では、フッ素を含んだ歯磨き粉を使うことを推奨する医師も多く、歯科専売品でなくても市販品でも多少の効果が認められています。
ブラッシングの際に歯磨き粉を付けてから磨くことで、これらの効果を得ることができるとされています。
本来の意味としては、歯磨き粉はその名前の通り粉状のものを指します。歯磨き粉の正式名称は「歯磨剤(しまざい)」です。
現在市販されている歯磨剤はジェル状やペースト状が主流であり、粉状のものはあまり見かけなくなりました。しかし昔の名残から、すべての歯磨剤を歯磨き粉と多くの人が認識しているのです。

泡状の歯磨き粉とはどんなもの?

近年では、ハンドソープやボディーソープ・洗顔剤などジェル状が主流だった商品が続々と泡タイプの商品へと変化してきています。歯磨き粉もその一つであり、口腔内で泡立てるのではなく、泡状のものがポンプから出てきます。
基本的にはペースト状の歯磨き粉と同じように使いますが、直接歯ブラシに付けて磨き始めるものや、舌の上に泡をのせてスタートするものなど商品によって使い方は様々です。
メカニズムとしては他の泡で出てくる製品と同じ様に、「専用のポンプの中に液体が入っており、ポンプをプッシュすることで1回分に必要な泡が作られる」という仕組みです。
泡なので、液体よりも口に残して磨きやすくペースト状よりも泡が全体に行きわたると考えて作られたと考えられます。専用のポンプで作られた泡はきめ細かく、口腔内の細かい部分にも行きわたりやすいのです。
歯科専売品や治療現場で使う医療用としての泡タイプの製品は以前から普及していました。ここ数年、日用品の様々な製品が泡タイプへとシフトしていることから、歯磨き粉も泡タイプが市販され始めたものと考えられます。

ペースト状の歯磨き粉との働き方の違い

一般的に歯磨き粉と聞いてイメージされる、ペーストタイプの歯磨き粉との一番の違いは使い勝手の良さにあるでしょう。成分的な観点からすると、泡状の歯磨き粉でなければ実現できない何かがあるわけではありませんので、ペースト状・ジェル状でも同じような効能の製品は販売されています。
泡状歯磨き粉は、その泡で出てくるという特徴から、素早く口腔内全体に歯磨き粉の成分を行きわたらせることができます。従来製品のように磨いているうちに広がっていくのではなく、口に入れた瞬間から口腔内へと広がるため広範囲に長い時間作用させることができます。
また、ワンプッシュで1回の適量が出てくるため、歯磨き粉の使いすぎを予防することもできます。
歯磨き粉を使いすぎてしまうと、十分に磨き終えるより先に口の中が泡だらけになり、綺麗に磨いたつもりになってしまうのです。その点、適量がワンプッシュで出てくる泡タイプでは、使いすぎることも口の中が泡だらけになることもありません。

どのような人に向いている?

上記のような特徴を踏まえて、泡状の歯磨き粉が向いているのはどのような方なのか考えてみました。
・ブラッシングの力が強く、歯茎が傷つきやすい人
ペーストタイプの歯磨き粉は、研磨剤が含まれているものがほとんどです。ブラッシングの際につい力をいれすぎてしまう癖がある方は、歯茎が傷つき削れてしまうケースが多く、知覚過敏の原因となります。そのような方は、研磨剤の含まれていないジェル状の歯磨き粉が推奨されていましたが、泡立たないことで磨いている感じがしないとおっしゃる方が多くいました。
泡タイプの歯磨き粉であれば、ジェルタイプのデメリットをカバーしながらも研磨剤も含まれていないので、適していると言えるでしょう。
・高齢者など、歯を磨く力が弱い人
最初から泡状で出てくるため、ゴシゴシと磨かなくても泡が口腔内全体に行きわたり有効成分の働きが広がります。また年齢と共に歯茎が後退していき、歯茎を優しく傷つけないようにしなくてはならないため、研磨剤が含まれていない泡状のタイプはベストではないでしょうか。
また、加齢減少として唾液量の低下が挙げられます。口腔内が乾燥した状態でペースト状の歯磨き粉は思うように泡立ちません。唾液が少ない方でも、効率よく磨けるのは泡タイプのメリットです。
・乳歯期の子供
歯磨き粉は、成分を口全体に行きわたらせるために発泡剤という泡立つ成分が含まれています。この泡は吐きだすか水で口をゆすぐ必要があります。たくさん泡立ち過ぎてしまう歯磨き粉では、口をゆすぐことが苦手なお子様は口腔内に泡が残り不快に感じることもあるでしょう。
泡タイプの歯磨き粉であれば、ゆすぐというよりも吐きだすだけで口の中の泡の大半は排出されます。グチュグチュとゆすぐことが苦手な方にも向いています。
これ以外にも、歯磨き粉特有の過剰な泡立ちが苦手・短時間で効率的に歯磨きをしたいという方にもおススメです。

注意点

研磨剤は歯に良くないというイメージをお持ちの方は多いでしょう。歯が削れてしまう・歯茎に刺激が強いなど、各メディアでネガティブなものとして紹介されていることがあります。しかし研磨剤にはデメリットだけでなく、きちんとメリットがあるから多くの商品に含まれているのです。
そのメリットとは、汚れを効率よく剥がしとることだけでなく『着色汚れも取り除く』ことができるということにあります。
着色汚れとは、お茶やコーヒーなどの色の濃いものを摂取して歯が黄ばんだように見えてしまうものです。これは歯の表面にステインが付着していることが原因で、このステインは歯ブラシの毛先だけの力ではなかなか落とすことができません。研磨剤が含まれた歯磨き粉を使ってブラッシングすることで落とすことができます。
そのため、泡状の歯磨き粉のように研磨剤の含まれていない製品を使い続けることで、ステインが剥がされずに溜まっていき、歯が黄色くなったように感じるでしょう。
その際には、研磨剤の入った歯磨き粉をしばらく使うようにするか、歯科医院でクリーニングを受けるようにしてください。ステイン汚れは、歯石とは違い簡単に落とすことができますので、落とした後はまた元の歯の色に戻りますよ。

まとめ

新しい商品のテレビCMなどを見ると、画期的!使ってみたい!と思いますよね。日々様々な研究が進められており、これからもたくさんのオーラルケア商品が開発されることでしょう。それぞれのメリット・デメリットをよく確認して、自分に合ったケア用品を選んで毎日のケアに役立てていきましょう。

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