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VRで映像を楽しみながら治療ができる、驚きの最新歯科治療法!

VRと言えば、近年ゲームや旅行体験といったエンターテイメント業界で多く取り入れられている技術です。テレビなどで、目にしたことがあるという方も多いでしょう。そんなVRが、なんと歯科医療の現場で活躍しているのです。VRを使った最新の治療方法とはどのようなものなのでしょうか?

VRってどんなもの?

今ではすっかりVR(ヴイアール)という単語自体が浸透していますが、VRとは『バーチャル・リアリティ(virtual reality)』の頭文字を取ったものです。コンピューター技術で作られた映像を専用のゴーグル内に映し出すことにより、現実とは異なる環境にいるような体験をすることができます。このゴーグルのことを『HMD(head mounted display)』と呼びます。
冒頭でも記載したように国内でVRと聞くと、スポーツの疑似体験や全身を使ってゲームを行うなどエンタメ分野での使用が非常に有名です。近年では、VRで遊ぶための商業施設やイベントなども増えてきています。しかしエンタメ以外にも、その視覚情報の多さを生かして不動産業界や自衛隊などの特殊訓練・ブライダル業界などでもVRは活躍しているのです。
あまり知られていませんが、実は『医療業界』でも様々な場面においてVRが活用されているのです。認知症や自閉症の疑似体験をVRで行うことで、医師や看護師・家族など治療に携わる人が患者の感覚の一端を実際に感じることができます。これにより、より患者のことを理解した介護や生活のサポートを行うことに繋がるのです。
手術の疑似体験など実際に経験することが難しいこともVRを使うことで、体験した際に得られる経験と近いものを得ることができるということで活躍しています。
このようにHMDというゴーグルを装着することで、コンピューター上で作られた映像を疑似体験できるものがVRです。

日本歯科新聞で紹介された、VRを用いた歯科治療とは?

歯科医療従業者や歯科関係者に向けて、歯科に関する最新情報やニュースなどを掲載している「日本歯科新聞」というものがあります。この日本歯科新聞が2018年5月15日号に掲載したのが、患者用VR画像サービス『BiPSEE歯科VR』です。
BiPSEEとは、医療現場で活躍するVRを作成する企業であり、心療内科医師の代表・歯科医師・エンジニアなどから構成されています。そのため、医学的に理にかなった内容のVRを作りあげることができるのでしょう。
歯科用VRの始動は2017年頃から始まっており、テストとして同社が行った試験では利用した96%の子供が「楽しかった」「治療が怖くなかった」と回答しているといいます。
同社の代表は、歯科治療に恐怖心を持っている子供は多く、それは治療を受ける側にとっても行う側にとっても良くない状態です。嫌がる子供を無理矢理押さえつけて治療をするのは、子供の精神的にもよくありませんし、医師も細かい治療を安全に行えない可能性がでてくるでしょう。そこで、VRを使いお互いにとって良い環境を作ることに成功したのです。
BiPSEEで現在提供している歯科用VRサービスは4種類あります。歯科医院に慣れるためのものが3つ・治療を行う際に使うものが1つです。
まずは、歯科医院に来院すること・歯科医院が怖い場所ではないことだとわかってもらうためのVRを使って歯科医院という場所にくることに対する抵抗を少しずつなくしていきます。そして実際に治療を受けていく・治療の時もVRをしているので怖くないという流れを創りだしているのです。
HMDの中では、一般的なVR技術を用いたゲームなどとは異なり、部分的に映像が投影されます。360度自分の視覚内すべてに映像が流れる訳ではなく、頭を動かすことで映像が途切れる仕様になっているため、自然と子供は映像を見る為に頭を動かさずじっとしてくれるという仕組みです。また、医師や衛生士がタブレット端末を操作することで内部に流れる映像に変化を与えることができます。スタンプやメッセージを表示させて、患者さんとコミュニケーションを図ることが可能となっています。
流れる画像の位置を変化させることで治療を効率よく勧めることができます。少し顔を傾けてほしい時には、画像の位置を変えることで子供が自然に顔を移動するように誘導していきます。
このように、単に恐怖心を紛らわせるために映像を見せるのではなく、治療をスムーズかつ安全に進めていくという効果もあるのです。

歯科用VRにデメリットはある?

健康被害のデメリットがあるのではないか?と心配する声が聞かれます。確かにVRはHMDを使って投影された映像を見ることになるので、目に関する問題が指摘されています。10歳未満の子供がVRデバイスを継続的に利用することで、斜視になるリスクが高まるとされています。そのため、現在国内では13歳以上を対象年齢とした設定にしているメーカーがほとんどです。
歯科用のVRは子供がHMDの装着を嫌がらなければ3歳前後から利用することができます。そのため、歯科用VRに投影されるのは2D(平面)のアニメーションを用いているのです。現在の研究では、VRが斜視のリスクを高めるのは3D(立体)映像を見ているためであり、2D映像であれば小さな子供であっても問題なく利用することができるでしょう。
視力に関しても、スマートフォンや携帯ゲーム機よりも目に優しいという研究結果があります。歯科治療中に、VRを利用したことが原因で視力が著しく低下する心配はないでしょう。
そのため、歯科用VRを使うことに関する特出したデメリットというものはないと言えます。歯科用VRを導入する医院としては、費用面・医師や歯科衛生士が使い方をマスターしなければならないといったデメリットがありますが、利用する側の立場としての特別なデメリットはありません。

子供だけでなく、大人も利用できるの?

BiPSEE歯科VRは、大人でも使用することができます。目をつむっているのとは異なり、動画を見ることで意識が口の中に集中しないので痛みや不快感を和らげることができるでしょう。
歯科治療中にリラックスできるようにと、アロマを焚く・ヒーリング効果のある音楽を流す・ラジオ番組を流すなどの取り組みを行っている歯科医院は多いです。
治療中は目元を安全のためにタオルなどで隠しますので、嗅覚や聴覚に効果のあるものをと考えるのでしょう。
人間が外界から得る情報の8割以上は、視覚が担っていると言われています。そのため、視覚を遮ってしまうことでその他の感覚が敏感になり、結果として口の中の治療されている感覚をより強く感じ取ってしまうのです。
そのため、口の中に意識を集中させず気を紛らわせてもらうという目的に対してはVRのように映像によるアプローチが非常に効果的なのです。目を瞑り視覚からの情報がシャットダウンされるのではなく、目から何かしらの情報が入ってくるだけで他の感覚を紛らわすことができるでしょう。
治療中は、水や削った金属片などが飛ぶ可能性があります。そのため、VRで目を保護しながら映像をみることができるのは、歯科治療の理にかなった方法と断言できるでしょう。

歯科用VRを試してみたい!

現在歯科用VRを導入している医院は2018年2月現在で全国に10施設です。実際に試してみたい場合は、取り扱いのある歯科医院を探して受診する必要があります
このVR技術を応用した歯科治療の方法は、世界的にも注目を集めています。様々な歯科関連誌やテレビ・雑誌などに取りあげられている歯科用VRは、これからもっと私たちの身近なものになっていくことでしょう。
最新の画期的な治療方法のため、まだまだ普及率は低いですが、注目の度合いは非常に高くこれからどんどん普及していくことが見込まれます。

まとめ

子供の頃は、歯科医院の音や口の中に器具が入る感覚に恐怖を覚えた人も多いでしょう。また、治療を受けさせたいのに子供が嫌がってしまい歯科医院に通うことすら難しいと悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?
歯科用VRを使った治療であれば、子供も楽しくリラックスした状態で治療を受けることができるでしょう。歯科医院に対する恐怖心がなくなれば、定期検診も受けることができるようになり口腔内トラブルのリスクは大いに軽減していきます。

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