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虫歯や歯周病の予防ができる、プロデンティスってどんなもの?安全性や費用は?

従来は、虫歯予防というと「フッ素」と「定期検診」といわれていました。しかし、世界的にも虫歯や歯周病で歯を失う人は後を絶ちません。そこで多くの研究員が新しい予防歯科方法を日々開発しています。そこで生まれた最新の予防薬「プロデンティス」とは一体どのようなものなのでしょうか?

プロデンティスって何?

『プロデンティス』とは乳酸菌「L.ロイテリ菌(ラクトバチルス・ロイテリ菌)」が配合されたサプリメントの商標を指します。先進国の中でも、最先端の予防医学を研究・導入しているスウェーデンの医療機関が開発を手掛けた「バクテリアセラピー」の一環として使われるのがこのサプリメントなのです。
「優良な善玉菌を補給して、身体の中で悪い働きをする菌の活動を抑える」というのがバクテリアセラピーの基本の考え方です。バクテリアつまりは、細菌を使って身体を健康なものへと導いていくための方法であり、治療ではなく予防や体質改善を目的とします。
口腔内におけるバクテリアセラピーを研究・発見したのは、予防歯科の最先端をいくスウェ-デンのカロリンスカ医科大学の研究チームです。この大学には、ノーベル医学賞やノーベル生理学賞の審査を行うことでも知られる、世界でも有名な研究機関があります。
研究の結果発表された口腔内のバクテリアバクテリアセラピーでは、『L.ロイテリ菌』というものが有効であると考えられています。このL.ロイテリ菌は体内に取り込まれるとロイテリンという物質を作りあげます。このロイテリンには口腔内でトラブルの元となる虫歯菌や歯周病菌といった菌の活動を抑制・細菌の塊である歯垢を分解する働きがあるのです。
プロデンティスに含まれるL.ロイテリ菌とは、母乳にも含まれているヒト由来の乳酸菌の一種です。そのため、安全性に長けており子供からお年寄りまで安心して摂取することができます。生菌のまま配合されておりますが、このL.ロイテリ菌は胃酸や消化酵素への耐性をもっているため効率よく体内に定着することができると考えられています。

本当に、虫歯や歯周病を予防できるの?

このプロデンティスは乳酸菌を摂取して、体内の菌質を改善することを目的として処方します。体内の菌質が改善されていくため、口腔内だけでなく身体全体に様々な効果を期待することができます。

《全身への働き》

・乳幼児のアトピーや感染症を抑制し免疫力を向上させる
大人と比べて、腸内環境が整っていない乳幼児は細菌による発熱や呼吸器疾患などを発症しやすいです。プロデンティスを摂取することで、乳酸菌が活発に働き、体内に細菌が取りこまれても感染症の発症を抑制することができます。
また、L.ロイテリ菌の働きによって、アトピー性皮膚炎の症状が緩和することが確認されているのです。

子供が、大人と同じレベルの免疫力を持つことができるのは10歳頃までかかると言われています。特に乳幼児は免疫力が低く、様々な病気を発症しやすい上に重症化するリスクも高いです。
そもそも免疫力とは、身体の中の「免疫細胞」の働きのことを指しています。なんらかの方法で体内に侵入してきた細菌やウイルスを増殖させることなく速やかに動きを封じ排出させていくのが免疫細胞の役割です。
この免疫細胞の約7割~8割は腸に集まっています。つまり、腸内環境を良くし腸に良い働きをするバクテリアを効率よく摂取すれば、免疫力もおのずとアップするということになるのです。L.ロイテリ菌には免疫成分として強い力を発揮するIL-10という成分を体内で増加させる働きがあります。
大人よりも口にできる食品が限られており、加えて免疫力の低い乳幼児には、このようなサプリメントで腸内環境をサポートしてあげることが非常に効果的であると考えられています。
・全身の免疫細胞の活性化
上では、乳幼児に限定した特徴を説明しましたが、もちろん成人した大人にもL.ロイテリ菌は有効です。大人になると、生活リズムが不規則になることに加えて疲労の蓄積やストレスなどで全身の自律神経のバランスが乱れがちです。そのような状態の時は、必然的に腸内の細菌バランスも乱れてしまい病気を発症しやすくなります。
身体の細菌バランスを整えてあげることで、腸内は健康を取り戻し免疫細胞の活動が活性化されて免疫力が向上するのです。
・ピロリ菌感染症を抑制
ピロリ菌という名前の細菌をご存知ですか?主に胃の粘膜に生息する細菌であり、1度感染してしまうと除菌しない限り一生体内に住み続けてしまいます。ピロリ菌は、胃の粘膜を傷つける成分を作りだすことがわかっています。また、ピロリ菌から身体を守ろうと身体が免疫反応を起こすため、炎症が発生するのです。
そのためピロリ菌に住み付かれている人は、慢性胃炎や胃潰瘍のリスクが高まると言われています。
そんなピロリ菌が繁殖することを抑制し、菌の数を確実に減らすことができるのがL.ロイテリ菌にはできるのです。自覚症状がないだけで、感染している人が多いピロリ菌を大きな病気を引き起こす前に除菌することができます。
《口腔内への働き》
L.ロイテリ菌を配合させたガム・なにも配合していないガムの2種類を用意し、実験が行われました。2週間の実験を行った結果、歯茎の腫れ・歯垢の蓄積度合いに違いが現れたのです。これはL.ロイテリ菌によって、口腔内の細菌バランスが改善された為と言えるでしょう。
・歯周病菌や虫歯菌の減少
歯周病の原因となる細菌であるジンジバリス菌やプレボテラ菌の発育を抑制する効果が確認されています。また、酸を生成させて歯を溶かす虫歯菌とよばれている「ミュータンス菌」を増殖させず活動を抑制させることもわかっています。
このように、虫歯や歯周病といった現代の口腔内における2大トラブルを引き起こす細菌の働きを抑制させて、発症を予防する効果があるのです。
・プラークの生成を抑制
口腔内の細菌のバランスを整えることも効果として認められているので、細菌が異常繁殖してプラーク(歯垢)が過剰に出来上がることも防ぐことができます。摂取後、一定時間が経過しても効果が継続することがわかっているため、1日に1回程度の摂取で十分に効果を得ることができます。
歯ブラシや定期検診だけでは予防しきれずに、虫歯や軽度の歯周病を発症してしまう方はいらっしゃいます。そのようなトラブルが起きやすい人・甘いものを食べることの多い子供・歯周病になりやすい妊娠中の女性などは、日々のケアだけではトラブルを防ぎきれないこともあるでしょう。
毎日の歯磨きに加えてL.ロイテリ菌を上手に摂取して、虫歯や歯周病を予防しながら全身の細菌バランスを整えていくことが新しい予防歯科の方法なのです。

様々なサプリメントと使用方法

要するに、このバイオセラピーではL.ロイテリ菌を継続的に摂取することが目的なのです。L.ロイテリ菌が含まれており、バイオセラピーに実際に使われているサプリメントを紹介します。
プロデンティス
タイトルにもある、L.ロイテリ菌が含まれたサプリメントです。タブレット状になっており、ミント味で大人向けとされています。
タブレットなので容易に噛み砕くことができますが、効果を高め口腔内に行きわたらせるためにも、飴のようにゆっくりと舐めながら摂取すると効果的です。
1日1錠が目安量となりますので、就寝前の習慣にすると良いでしょう。
チャイルドヘルス(タブレット/液体)
プロデンティスの子供向けが、こちらのチャイルドヘルスです。砂糖を使用しておらず、虫歯の原因とならない人工甘味料でイチゴフレーバーに味を付けた食べやすいタブレットとなっています。1日1個を目安にこちらも、噛まずに舐めて摂取します。
甘いですが、食べた後は歯磨きの必要はありません。せっかく摂取した菌を洗い流すことになってしまうことも考えられますので、摂取後すぐの歯磨きは控えましょう。
液体タイプは無味で、5滴摂取するだけで良いので、赤ちゃんや奥歯の生えそろっていない子供におススメです。歯ブラシに付けて、ブラッシングすることを推奨している歯科医院もあります。
ヨーグルト
関東限定ではありますが、スーパーやコンビニ・ドラックストアなどで「ロイテリ」という名前のヨーグルトが販売されています。国内の乳製品加工業者が製造・販売をしており、一般の方でも気軽に試すことができるのがポイントです。
購入できる場所が限られているため、継続して摂取するのが難しいというデメリットもあります。乳製品ですので、アレルギーのある方は食べられません。

費用の目安

現段階で保険適用外となっているため、各歯科医院で実費購入をする必要があります。1日1錠が目安の摂取量となります。1日1錠摂取した場合、プロデンティスは1箱で1ヶ月分となり、価格の目安は1箱あたり3500円前後です。
取り扱いのある歯科医院は限られている為、事前にホームページや電話で取り扱いの有無・値段を確認して購入するようにしましょう。
購入するだけであれば、保険証などは必要ありません。

まとめ

医療用の薬を常飲することに抵抗がある方は、多いのではないでしょうか。このプロデンティスであれば、元々私たちが持っている善玉菌を効率よく摂取するためのサプリメントのため、副作用などはなく安心して続けることができます。
口内の環境だけでなく、身体全体を健康に導くことができる新しい予防方法を是非試してみませんか?

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