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虫歯治療の基本!軽い虫歯からひどくなった虫歯まで状況別治療方法

虫歯と一言で表現しても、歯科医院で言われるまで気づかなかったという軽度のものから、ボロボロと欠けてきてしまう重度のものまで、その症状は様々です。歯科では、虫歯は進行度合いに合わせて5段階に分けられます。段階別の症状と治療方法をご紹介します。

虫歯のメカニズムをおさらいしよう

「脱灰(だっかい)」と「再石灰化(さいせっかいか)」という言葉はご存知ですか?

口腔内には300種類以上の細菌が常駐しているといわれています。それら細菌が歯に付着して固まったものが、歯垢(しこう)です。歯垢の中の虫歯菌は、私たちが口にした飲食物に含まれている炭水化物や糖を利用して「酸」を作ります。
歯とは、いくつもの層のように構成されており一番外側の部分をエナメル質といいます。このエナメル質の大半を構成している物質は「ハイドロキシアパタイト」と呼ばれるリン酸カルシウムの一種なのです。性質としては弱アルカリ性なので、酸にはとても良く溶ける性質があります。そのため、虫歯菌が酸を作りだすことで歯の組織が溶けだしてしまうのです。この状態を「脱灰」と呼びます。
脱灰している状態が持続することで歯の組織が破壊され穴が開いた状態となり、この状態を一般的に「虫歯」と呼ぶのです。

一方「再石灰化」とは、唾液に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンが唾液の働きによって再び歯の表面に定着していくことを表します。口腔内では、常に脱灰と再石灰化が繰り返し起こっています。しかし、ブラッシング不足や食生活などの問題で脱灰が進む環境が続いてしまうことで、虫歯が発症し、悪化していくのです。

ステージ別、治療方法と費用目安

虫歯とは歯科では「う蝕(うしょく)」や「う歯」と表現されることがありますが、それ以上に頻繁に使われるのが「Caris(カリエス)」です。このカリエスの頭文字Cをとって、歯科では虫歯を5段階にステージ分けをしています。数字が大きくなればなるほど進行度も増していきます。
CO(しーおー)Caris Observasion
《虫歯とは判断できないが、虫歯の初期症状が疑われる・今後虫歯になる可能性がある要観察歯》
虫歯菌によって作り出される酸の影響でエナメル質が脱灰して白濁している状態です。虫歯になっているというよりも”虫歯になりかけている“という表現の方が適切です。まだ完全に穴が開いているわけではないので痛みや腫れなどの症状はまったくありません。しかし、脱灰が他の部分と比べて進行しているので放っておけばエナメル質に穴が開きれっきとした虫歯になってしまいます。
この状態であれば、上述した歯の再石灰化作用によって自然と健康な歯へと修復されていく可能性が十分あります。そのため、歯科医院では削ったり金属を詰めたりという治療の必要はありません。正しいブラッシングや、口腔内を清潔に保ちこれ以上の脱灰を防ぐよう指導があるでしょう。その際に、進行の予防措置として子供であれば「フッ素塗布」や「シーラント」があげられます。使用している薬剤にもよりますが、保険適用のフッ素もあります。
C1(シーワン)
《脱灰によりエナメル質が溶けだし、穴が開いた状態・初期の虫歯》
COよりもさらに脱灰が進み、エナメル質に穴が開いてしまいます。C1に進行すると、穴の部分は茶色や黒色に変化して自分の目でもはっきりとわかるようになります。表面のエナメル質だけの虫歯なので、激しい痛みなどの症状はあまり報告されていません。冷たいものがしみるといった知覚過敏に近い症状が出る方もいます。痛みはありませんが、開いてしまった穴を治療にて埋める必要があります。
治療方法としては、レジン(樹脂)にて穴を修復する方法がとられます。
穴が開いてしまった場合、もう自力では治すことはできませんので「虫歯の部分を削り取る」ことが必要となります。完全に取り除いた後に、歯の色に近い樹脂を充填し、光を照射して固めます。自分の歯の色に合わせたレジンを使用しての治療となるので、治療後は肉眼ではほとんどわからないくらいに馴染みます。
麻酔の有無は幹部の大きさにより判断されます。レジン充填は、型取りや施工といった必要がないため、処置自体は1日で完了します。
レジン充填は保険が適用されますので、目安としては1,000円前後で治療できます。
C2(シーツー)
《エナメル質の先、象牙質にまで達した虫歯・進行した虫歯》
象牙質は、エナメル質と比べ軟らかく溶けやすい性質を持っています。そのため、C2まで達した虫歯の進行度は一気に加速して広がっていくのです。表面ではごく小さな点のような穴といった場合でも、レントゲンや治療で確認すると「歯の内側には大きな穴ができていた」というケースが多く報告されています。
象牙質の先には「歯髄(しずい)」という神経が通る部分があり、虫歯が歯髄に近い部分まで進行しているため痛みが発生します。
熱いもの・冷たいものがしみるというだけでなく、咬合痛や鈍痛など不快感が高まります。
治療は、患部の大きさや場所によってことなります。C1と同じ様にレジン充填で補える場合は、麻酔をして患部を削り取った後、レジンで埋めていきます。
しかし、プラスチックであるレジンは大きい力に弱く、かけてしまう可能性が高いのです。そのため、虫歯が咬合面(歯と歯が噛み合う部分)などにある場合は、レジンではなく金属の詰め物を接着するケースが大半です。
削った部分の型を取り、作成された金属(インレー)を次回の治療にて接着します。最低でも2回の通院が必要となります。
インレーは保険適用の素材であれば、メタルインレーと呼ばれ主にパラジウム合金という成分で作られています。いわゆる銀歯と同じ材質ですので場所によってはとても目立ってしまうというデメリットがあります。もちろん、保険適用外の白いインレーも存在しますが高価です。メタルインレーであれば1,500円前後での治療が可能です。
C3(シースリー)
《象牙質の先、歯髄まで進行した虫歯・歯の神経まで達した虫歯》
C2までは、自分が鏡でみるなどしてもあまり大きな虫歯のようには見えなかったものでも、C3まで進行すると、傍目にも大きな虫歯があることがわかるようになります。患部が広く黒ずみ、大きな穴が開いていることがわかるでしょう。歯の神経である歯髄にまで達しているため「何もしなくても痛い・痛みで食事ができない」と激しい痛みに襲われます。
歯髄が炎症を起こし、神経が興奮状態にあるので治療をしようにも麻酔が効きにくく、治療中も痛みを伴う場合があります。

虫歯になった部分を削りとった後に、歯髄をすべてとりのぞき、歯の内側を空の状態にします。歯髄があった部分には薬を詰めて消毒をします。その後、防腐剤を詰めて、金属の土台をたててかぶせものを接着するという流れです。それぞれの段階で1週間程度の期間を要するため、すべて完了するまでに1ヶ月以上かかる上に、継続して通い、歯髄の中の薬を交換しなければならない期間もあるので、定期的に通えるタイミングでないと完治は難しくなります。
保険適用であれば、銀色のかぶせものになりますが、治療した歯が前歯であれば、保険でも白いかぶせものを作ることが可能です。保険適応のパラジウム合金でできたかぶせもの(FCK)であれば、1本当たり3,000円前後が目安となります。
C4(シーフォー)
《歯質が失われた歯・重度の進行がみられる歯》
歯は、歯茎に根が埋まっている状態で、私たちが普段目にしているのは歯冠部と呼ばれる歯の一部なのです。C4は、この歯冠部のほとんどが溶けてなくなってしまっている状態を指します。C3の段階では、歯髄が炎症をおこして痛みを伴っていましたが、C4まで進むと歯髄(神経)が完全に死んでしまうため痛みを感じなくなるのです。
放置しておくと、歯を支える顎の骨まで溶かしていき歯が抜け落ちてしまいます。
治療は非常に困難で、抜歯として残った根っこの部分を取り除き、ブリッジやインプラント・部分入れ歯で補填する方法しか治療できないこともあります。

まとめ

虫歯は、痛みが治まることはあっても自然に歯が治ることはありません。早期発見・早期治療がなによりも大切なのです。虫歯になってしまった場合は、早めの治療で抜歯を防ぐことは十分に可能です。初期段階で虫歯を見つけるためにも、定期的な歯科医院でのクリーニングやフッ素塗布などで、虫歯になることを防ぎましょう。

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